適正価格での発注、それに基づく適切な工事と利益

市建築関係課と工事めぐる諸課題について懇談

  松本市建築関係課と市発注の建築工事をめぐる諸課題の改善策を話し合う意見交換会を11月6日に開催しました。
  当協会からは深澤信治会長、伊藤浩一副会長をはじめ建築委員会のメンバー、関係理事など15人出席。市からは建設部住宅課の田中久登課長ら3人が参加し、意見を交わしました。
  当協会を代表して滝澤文雄建築委員長は「適正な価格での発注、それに基づく適切な工事の完成、そして適切な利益確保という流れがとても重要。その流れが納税、新たな投資へつながっていくと考える。その実現に向けて公共建築工事をめぐる諸課題の解決を図る有意義な懇談としたい」とあいさつしました。
  松本市を代表して田中課長は「協会からの意見、要望については現状の考えを伝えるが、今後できることから一つひとつ改善を図っていきたい」と述べられました。
  このほか、田中課長からは、セイジ・オザワ松本フェスティバル関連事業における会場設営、松本マラソンの花壇設置、小中学校の外断熱補修に関連した当協会の活動協力に対して感謝の言葉をいただきました。
  意見交換では、安全的な公共事業予算の確保を求めるとともに、計画的な工事発注や工事関係資料に関する見直しなどについて改善などを要望しました。
(写真上)滝澤建築委員長
(写真下)田中松本市住宅課長