現場安全パトロールを実施
冬場特有の災害にも注意を呼びかける
当協会は11月8日、現場安全パトロールを実施しました。松本市建設課の中島課長らにも参加していただき、市内2つの現場を巡回し、安全指導を行いました。
出発式で当協会の高嶋伸光土木委員長は「これからは冬場特有の災害にも注意が必要。労働災害が増加傾向と聞いているので各現場の体制をしっかり確認してきてほしい」と要望しました。
市内波田の鉄道沿線の道路改良工事現場では、現場内の安全対策やKY活動の状況をチェックするとともに、電車通過時の作業手順、建設機械の旋回計画について現場担当者から詳しい内容を確認しました。
現場担当者からは(1)鉄道車両の運転手から作業区域がはっきり見えるように工夫(2)前後の踏切警報で作業を一時中断している―などの取り組みが報告されました。
一方、当協会の安全指導員からは(1)建機旋回(2)作業者の線路区域への立ち入り(3)仮囲い・シート類の線路内への飛散-などについて注意を呼びかけました。
今回のパトロールでは、建設業労働災害防止協会の若林茂樹安全管理士にも参加していただき、専門的な立場から現場の安全管理について指導していただきました。